ジョブコンダクトのセミナー【最近の事業承継のトラブル】
こんにちは。
先日ジョブコンダクトのセミナーに参加して、ジョブコンダクトの代表者の吉川隆二さんから色々学んできました。
今回のジョブコンダクトのセミナーでは最近の事業承継のトラブルについてお話をされていました。
名義株が相続され、買取請求をされたケースや、株式の分散し過ぎによるトラブルや遺産分けに関するトラブルなどがあるそう。
株式の分散し過ぎによるケースについては
•従業員や役員に株式を渡しており、退職時点で株式買取の値段で争っているケース
•従業員が自社株を金融会社に担保に入れて、トラブルが発生したケース
•相続で、自社株を分け合っていた兄弟間で、経営権をめぐる対立が表面化。お家騒動の結果、兄が弟の自社株を高額で買い取ったケース
•自社株の均等相続により、他兄弟から長男である社長が解任されたケース
•出資している役員が、二代目社長の言う事を聞かない。会社運営において支障が生じているケース
•留保金課税を逃れるため、取引先に株式を2社で6割渡したまま、先代の社長が亡くなり、最近相手先より役員派遣の要求があったケース
などといったトラブルがあるみたいです。
株式の分散は決して簡単にしてはならないですね。